iMac Late 2012 外付けSSD起動で延命できるか?

2024年まで残すところあと1週間となりました。来年もパワーアップしたApple新製品が発売され話題を集めるでしょう。

そんな2023年師走ですが、約12年前のデスクトップPCである iMac Late 2012 を外付けssd起動で延命できるかどうか試してみたいと思います。

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iMacの現状

電源を入れてから起動まで4、5分かかり、起動後も何か操作するたびに虹色マークが頻発。10分くらいすると動作が落ち着きます。

App Storeでアプリをダウンロードしながら、Safariでタブを5つほど開いて、システム環境設定を開くと虹色マークが出てかたまります。

この文章はSafariからNotionを使用して作成中ですが、変換時に頻繁に止まってストレスを感じます。

私のiMacのスペック

ハードディスクは1TBです
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このiMacで私がしたいこと

  • iTunesで音楽を再生
  • iPhone&iPadのバックアップ
  • 撮影した写真の保存及び鑑賞
  • WEBブラウジング
  • GarageBandで作曲及び録音

この程度であれば、現状でも時間をかけて忍耐強く操作すればできない事はないですが、外付けSSD起動にすると今よりどのくらい快適になるのでしょうか?

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iMac Late 2012 外付けSSD起動のためにやったこと

以下の作業はTIime Machineでバックアップをとってある事を前提とします。

外付けSSDの購入

私が選んだSSDは SanDisk Extreme PortableSSD E61 です。SSD容量は1TBにしました。

このSSDを選んだ理由は、比較的リーズナブルだったことと、何より実際にこのSSDでiMacを起動している多くのレビューや記事があったことが決め手でした。

購入したSSDをフォーマット

こちらのSSDに付属しているケーブルは USB Type-C ですが、USB Type-Aに変換するプラグがついてます。私のiMacは USB Type-A なので変換プラグを接続してiMacに繋ぎます。

アプリケーションからディスクユーティリティを起動し、左のサイドバーから繋いだ SSDを選択し「消去」をクリックします。

消去しますか?と聞いてくるので、フォーマットに「Mac OS拡張(ジャーナリング)」を選択。

Screenshot

最後に右下の「消去」をクリックでSSDの初期化は完了です。

macOS Catalineのダウンロード&インストール

下記のリンク先を App Storeで表示しOSを入手します。

‎macOS Catalina
‎macOS Catalinaは、Macの魅力のすべてを一段と進化させます。「ミュージック」、「TV」、「Podcast」という3つのまったく新しいメディアアプリケーションを楽しめます。Macを紛失した時は、新しい「探す」アプリケーションが見つけるのをお手伝い。さらに、お気に入りのiPadアプリケーションがMacでも使...

OSのダウンロードが完了すると自動的にインストール画面が表示されます。

Screenshot

ここで先ほどフォーマットしたSSDを選択し、OSをインストールします。

途中でアカウントやパスワードの設定があります。私は移行元と同じアカウントとパスワードで設定しました。

Screenshot

インストールする準備ができたら「Macを再起動」します。

バックアップデータの転送

『ようこそ』で日本を選び、『このMacに情報を転送』で「Mac、Time Machineバックアップ、起動ディスクから」を選択し「続ける」をクリック。

Time Machineで作成したバックアップ先を選びます。私の場合は TOSHIBA 1TB です。

次に『転送する情報を選択』で必要なデータを選択。私は丸ごと転送するので、すべてチェックして「続ける」をクリックしました。

その次は、移行する管理者のパスワードを設定。こちらも以前と同じパスワードにしました。

さて、転送中です。果たしてうまくいくのか?

Migration Complete!うまくいったようです。

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SSD起動以前との比較

完全に自分の体感なので多少大げさかもしれませんが、とんでもなくスピーディーになりました。仕事で使ってる Macbook Air M1 とそこまで違いを感じません。

自分の体感

起動までの時間

▪️SSD起動以前
4~5分※起動後の動作遅い。スムーズに動作するまで10分以上

▪️SSD起動以後
1分以内

Safarの起動までの時間

▪️SSD起動以前
30秒くらい※起動後の動作しばらく鈍い

▪️SSD起動以後
5秒以内

iTunesの起動までの時間

▪️SSD起動以前
1分以上※調子が悪いとフリーズ

▪️SSD起動以後
10秒以内

GarageBandの起動までの時間 ※新規プロジェクト作成時

▪️SSD起動以後
1分以上

▪️SSD起動以後
10秒以内

Disk Speed Testの結果

ディスクベンチマークソフトを利用してテストしてみました。

※なかなかテストが終了しないため、テスト途中のスクリーンショットを使用

▪️iMac Late 2012 外付けSSD起動以前

▪️iMac Late 2012 外付けSSD起動以後

▪️おまけ Mac Book Air M1 2020

数値を見るとMacbook Air M1並と言うのは言いすぎでしたね。しかし外付けSSD起動以前と比べると、読み込みが5.6倍になってます。

この動作スピードなら自分のしたい事はストレスなくできそうなので、お値打ちで簡単な延命策と言えるのではないでしょうか?

お手持ちの古いiMacはまだまだ利用価値あるかもしれないですよ。外付けSSD起動おすすめです!

※これはあくまで私の場合です。この記事を参考に行った作業の結果について責任は負いかねます。

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