ハウンド・ドッグ・テイラーの「Give Me Back My Wig」を訳してみました。
英検三級程度の男が訳してます。間違ってたらごめんなさい。
間違いを指摘、訂正してくれる方、違う解釈を教えてくれる方、大歓迎です。
Hound Dog Taylor – Give Me Back My Wig
Give me back my wig
ウィグを返せ
Honey now let your head go bald.
丸坊主にしてやるぜ
※
Give me back my wig
買ってやったウィグを返せ
Honey now let your head go bald.
丸坊主にしてやるぜ
Really didn’t have no business
仕事が全然ないんだ
Honey buyin’ you no wig at all.
おまえに買ってやるウィグなんてもうない
Takin’ me downtown
ダウンタウンに連れてけ
Say four forty nine,
449番地だ
When I get down there
降りたらチクショウ
I swear, nine ninety nine.
999番地じゃねーか
※繰り返し
Yeah my Mama told me
おふくろが言ってた
And your good friend too,
お前の友達もさ
When you get that wig
お前がウィグを手に入れたら
That’s the way you gonna do.
こうするだろうってな
※繰り返し
Goodbye little one
さよなら恋人よ
All I got to say.
これだけは言わせてくれ
Give me back my wig and be
オレにウィグを返せば後は
On your merry way.
好きにするがいいさ
※繰り返し
訳してみて思ったこと
初めてこの曲を聴いた大学生の時、煮えたぎるマグマように荒々しく、それでいてチープな音色のスライド・ギターと、まるでギターソロのようなグルービーなバッキングに心奪われました。
当時は90年代後半、ストーンズが大好きだった私は、ブルースを掘り下げながら、同時にニルヴァーナのようなオルタナ勢も愛聴してました。
ジョンスペやミッシェル・ガン・エレファント、ギターウルフを聴いていた流れで聴くようになったのかもしれません。とにかくよく聴きました。
今回、訳してみるまで、この歌の主人公はハゲていて、誰かに大事なカツラを奪われ、だから「おれのヅラを返せ」と歌っているのだと思っていました。
調べてみると、
この当時の黒人女性は、外出の際はウィグ(カツラ)をかぶり、ウィグをかぶるために髪をベリーショートにしていたらしいのです。
くせ毛が多い黒人女性にとって必須のオシャレアイテムであったであろうウィグは高価であったろうと思われます。
この歌の主人公は、給料をはたいてプレゼントした「ウィグを返せ」と言ってるのです。きっとウィグをプレゼントした後に、この男は捨てられたのでしょう。
Takin’me downtow ~ nine ninety nineの部分は、ほとんど想像です。無理やり訳してみました。意味がわからないので誰か教えて欲しいです。
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