身に覚えのないPayPayカードの利用通知
ある日、PayPayカードから身におぼえのない利用通知メールが届きました。
少額でしたが以前にゆうちょでフィッシング詐欺に引っ掛かったことがあるので、届いたメールのリンクからアクセスせずに、Webブラウザを使用してPayPayカードの会員メニューから利用履歴を確認しました。
Amazonで580円
使われたのは580円。それはAmazonでの利用でした。
しかし、Amazonの注文履歴には580円で買ったものなどありませんでした。
2日前に880円の漫画本をAmazonで購入したので、ポイントかギフト券でも使った差額かもしれないと思い調べましたが違いました。
乗っ取られたかもしれない！？
これは乗っ取られたかもしれない。嫌な予感が頭をよぎりました。
と言うのも、少額で少しずつ試し、気がつかないとみるや一気に高額の利用をするのが、クレカ不正利用の常套手段と聞いたことがあったからです。
PayPayカード会社へ問い合わせ
不安な気持ちであせってしまい、どこから問い合わせればよいのか探せなくて時間がかかりました。
あくまで私の場合ですが、下記の手順で目的の場所まで行くことができました。
PayPayカード問い合わせ手順
会員トップ
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よくある質問
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身に覚えのない ※ここで検索するのも良いかもしれません
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トラブル・お困りのときは
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心あたりのない請求がある
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心あたりのない請求がある
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心あたりのない利用速報が届いた
たどり着いたページでわかったことは、スマホに届いた通知はあくまで利用速報であり、利用確定までに2〜3日あるということ。そして下記の一文があることで少し安心することができました。
明細反映後、第三者による不正利用と確定した場合は、PayPayカード利用規約に基づき当社が損害を補填しますのでご安心ください。
PayPayカード 問い合わせページより引用
しかしながら、その後、該当するケースを探しましたが見つかりませんでした。
わかったことは、まずは利用店舗への問い合わせが必要だということでした。
Amazonへの問い合わせ方法がわからない
今回のケースで一番困ったことは、PayPayの言うところの利用店舗の問い合わせ先が見つからなかったことでした。
Amazonの購入履歴にある商品の問い合わせは簡単です。お客様サポートから該当するケースを選べば大抵のことはかたをつける事ができると思います。
しかしながら今回の私の場合、Amazonでの身に覚えのない利用通知であり、またAmazonの購入履歴に該当する金額の商品がないため、問い合わせ先を探す事ができませんでした。
私の記憶が確かならば、以前はもっと簡単に電話を依頼してオペレーターの方と話せたと思うのですが、方式が変わったのかもしれません。
苦しまぎれの検索で判明
PayPayからは利用店舗へ問い合わせが必要と指示され、Amazonで問い合わせ先が見つからない状況で、頭を悩ました私は、苦しまぎれに「 Amazon 580円 」とgoogleで検索しました。
検索結果に表示されるいくつかの記事を読んでみると、580円という金額は「Amazon Music Unlimited ワンデバイスプラン」の可能性が高い事がわかりました。
そこでアカウントサービス内の「Amazon Musicの設定」を確認すると、自宅の Echo Show で「Amazon Music Unlimited ワンデバイスプラン」に加入している事がわかりました。
ここでようやくpaypayカードから送られた580円の購入通知は、「Amazon Music Unlimited ワンデバイスプラン」への課金だった事が判明するのでした。
アレクサが勝手に契約？
しかし、なぜ自宅の Echo Show からの課金だったのか？
私が Amazon Music を利用するのはもっぱら車の中です。その際は iPhone を使用してます。なので課金するならiPhoneからの課金となるはずです。
Echo Show については、購入してしばらくは音楽を聴くこともありましたが、現在は天気予報や占いを聞く程度にしか使用してません。
課金された日に自宅にいたのは妻だけ。妻は音楽をほぼ聴かないですし、課金について聞いてみたけど何のことかすらわからない様子。
小三の娘は、Echo Show や SIMなしiPhone で、音楽を楽しむことがありますが、その日は音楽を聴いていないとの返事でした。
私は有料プランに加入するは毛頭なく、無料体験もしたことがありません。
アレクサが勝手に契約したのか？まさか・・・
そんなケースがあるのだろうかと、この件も検索して調べてみると、あるわ、あるわ。様々なケースが散見されました。
Amazon 勝手に契約 カスタマーレビュー
Amazon 勝手に契約？されてしまったと言う方々のカスタマーレビューの数々
Amazon Music Unlimitedは、上記の内の音声ショッピングで、意図せずいつの間にか契約されてしまう。
Amazon カスタマーレビューより 一部抜粋
どうやら、なんとなくAmazon Echoで音楽を再生する中で、よく分からない内に契約されていたようだ。
しかもショッピング履歴に残らない！これでは、サイレント契約気付けない！
他にも同じような目に合っている人がそれなりにいるんじゃないか？
様々なケースを読んでいるうちに、こんな不気味な機器はもう使っちゃダメだなと思いましたが、まずはAmazonに問い合わせして確かめてみることにしました。
Amazon Music への課金だったということで、問い合わせ先もはっきりしました。
Amazon Music への問い合わせ手順
Amazonトップページで、左上にある「三本線のメニュー」をクリック
リスト中の「お客様サポート」をクリック
カスタマーサポートのホームで「その他のお問い合わせ」をクリック
「Prime Video、Amazon Music、Kindleアプリ、Kids+」をクリック
「Amazon Music」をクリック
「カスタマーサービスへ連絡」をクリック
「今すぐ電話をリクエストする」をクリック
これでAmazonから電話がかかってきます。
身に覚えのない課金は取り消しに
身に覚えのない課金について、カスタマーサポートに問い合わせると即座に調べてくれました。
課金に至る経緯
12月7日に Echo Show で無料体験を申し込み
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一カ月後に無料期間が終了
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1月6日に Echo Show で自動継続のため課金
1月6日に課金手続きをしていなくても、誰かが Echo Show で一カ月前に無料体験を始めていれば、今回の課金はされるべくしてされたのだということがわかりました。
これはもう一度娘に聞いてみないといけないな〜、と思っていると、電話口でサポートの方が言いました。
「課金は取り消しておきましたので〜」
「え？いいんですか？」
「お客様は初回ですし、身に覚えがないとのことなので」
「ありがとうございます！」
こうして、課金については無事取り消しとなりました。
ごめんなさい！課金は小三の娘の仕業でした
そして後ほど、娘に無料体験の件を聞いてみると、一カ月くらい前なら覚えがあると正直に話しました。
Echo Show からの無料体験の提案に「はい」と答えてしまったと言うのです。
すぐさま「アレクサ！やめて！」「アレクサ！いまのなし！」とか言ったらしいのですがキャンセルできず、どうすればよいかわからなくて、ついそのままにしてしまったとのことでした。
PayPayカードの通知である580円は、Amazon Musicへの自動継続のための課金で、その原因は娘が申し込んでしまった無料体験でした。
今回の謎の利用通知の原因が完全に判明し、やっと気持ちがスッキリしました。
親としての対策が甘かった部分も‥ 反省
私自身が課金に対して慎重ですし、娘にはスマホゲームは課金禁止！広告の類はクリック禁止！と言い聞かせてきましたので、十分注意して扱ってくれています。
しかし、Echo Show のような音声で操作できてしまうデバイスの場合、スマホやタブレットよりも誤操作してしまう危険性は高いのではないでしょうか？
「今まで以上に注意して使おうね」と家族で話し合いました。
私としても、ペアレンタルコントロール等を駆使するなど、もう少し対策しないといけないなと反省するきっかけとなりました。
※これはあくまで私の場合です。この記事を参考に行った問い合わせ等の結果について責任は負いかねます。
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